目標を書いてもらうこと
11月より、自学で塾を利用している中高生を対象に「目標設定用紙」の記入を記入を呼びかけています。
自分の記憶では、学生時代に「目標の立て方」を習ったことがないのですが、生徒さんたちも同様のようで、初回でいろんなことが伝わってきました。
特に気になったのは
- 「〜しないようにする」「〜をやめる」などの否定的な表現
- 「〜をがんばる」「〜をしっかりやる」などの曖昧な表現
の2つです。
1.については、例えば「朝、二度寝しないで起きる」などですが、これは「自分が二度寝する」という考えが根強くあって、それをしないように考えています。
であるなら「朝、布団から飛び起きて、軽快に1日をスタートする」を書くように薦めています。
2.については、せっかくなら「何を・どれくらい・いつ・どう」頑張るのか、しっかりやるのかを考えてみるよう薦めています。
曖昧で不明確な目標は「曖昧で不明確な結果すら」も生み出しません。
なので、この用紙のやり取りを通して「自分がどうなりたくて、日々をどう過ごしたいのか」をもっと具体的に、明確に、はっきりとイメージする 「力」を身につけて欲しいと考えています。