背水の陣
この4月から、中学生について「これまでと全く異なる方式」で塾を運営し、来週、いよいよ最初の「昇格テスト」を行います。
何がこれまでと違うかというと
- 英語を内容で仕分けして「1講座=8回」として開催
- 1〜7回で文法と単語を学び8回目でテストを実施
- 一定基準に達すれば次の講座に昇格
- 達しない場合は、同じ講座を再受講してもらう
という、まるで大学の「留年制度」のような形になっています。
普段の定期考査や、◯◯テストでは、点数が悪いからといって、特段何かが起こるわけではありません。
ところが今回のこのテストは、その後の講座がどれになるか(もう一度学び直すか、次の進めるか)がかかっています。
つまり「背水の陣でテストに向かう」という、中学生ではなかなか経験できない状況になっています。
かなり前の記事「完全習得学習への挑戦」でも触れましたが
- 時間が経過すれば次に進める、のではなく、理解できたら次に進める
- 苦手な子でも得意な子でも「理解できたら次に進む」
- 単語については「努力・反復」だが、その結果責任は自分で負う
- 期限があり、有限な範囲の内容を、やりきる力を持ってもらう
- 仮にクリアできなかったとしても、何度でも再チャレンジできる
ということを考え、今回の取り組みに至りました。
そしてその第1回の「昇格テスト」がいよいよ来週に迫ってきましたので、今週末、当塾では「その昇格テストのための補講・模試を実施」する予定です。
(自塾のテスト対策を自塾でするという、、、)
朝も7時から解放し、土日も「希望者のみ参加無料」の講座を実施、本人にその気があれば(合格したいという)とことん付き合う予定です。
余談になりますが、石井は
- 大学を3年留年(1,2,2,2,3,3,4年生)した
- 仲間が大手に就職する中、就職せずに(できずに?)ローソンのアルバイトを続けた
- 法律の試験も志半で挫折した
- 保険会社で全く売れない営業マンで家族に迷惑ばかりかけた
と、失敗と挫折、落大だらけの人生を過ごしていますが、そのおかげで今があるとも言えます。
なので「取り組む努力は必要、だけども結果は万事塞翁が馬、きっと意味がある」と考えて、また次の挑戦へ向かって欲しいなと思っています。
