中学生・英単語への取り組み
ブリッジでは6月より、中学生の英語について「完全取得学習法」をベースとした 「学年関係なくレベルによるクラス分け」 に取り組んでいます。
そして7月より、単語について 「1~20の項目に分けての単語テスト方式」 をスタートしました。
英語の学習についてよく耳にするのが「単語が覚えられない」「語彙力が弱い」という言葉です。
つまり「覚えている単語数が少ない」ということですが、その問題を解決するためにまず押さえないといけないのは
- そもそも中学生が身につける単語がいくつあるのか
- そして自分が今、いくつ身につけているのか
です。
これさえわかれば、あとは「まだ身についていない単語」にのみ注力して、目標を決め、時間を取り、反復することで解決できます。
また「単語を覚える意欲がわかない」ことの原因の1つに全体像が漠然としていて、ゴール(目標)が見えづらいということがあげられます。
そこで、ブリッジでは中学生がマスターすべき英単語を下記の通りピックアップしました。
これら1300個の単語を1~20の項目に分け「8割合格で次のステップへ挑戦可能」とし、テストのタイミング(いつ受けるか)や達成期日(いつまでにどこまで覚えるか)は生徒に一任することにしました。
※ この他にも、冠詞、前置詞、助動詞、接続詞などありますが、それは「文法」の中で触れていき、習得していきたいと思っています。
勉強に限らずスポーツやその他のあらゆることで言えることですが 「やる気は自分でしか起こせない」 と考えています。
本人が 「やるぞ!覚えるぞ!目標を達成するぞ!」 と考えない限り、飛躍的な成長は望めません。
そのためには
- 全体像が明確にわかること
- 自分がどこにいて、目指すゴールがどこか、具体的にわかること
- 達成の基準と期日が設定しやすいこと
- 頑張れば乗り越えられそうな小さなゴールを繰り返すこと
などなどの工夫が必要です。
今回のこの取り組みでは、学年関係なく「全員が1300個の単語」に向かうわけですが、ぜひ他人との比較ではなく、過去の自分との比較でモチベートして取り組んでもらいたいなと思っています。