するように育つの真意
先日の記事 「言うようにではなく、するように育つ」 について、ある親御さん(お母さん)から、こんな意見(質問)をもらいました
なるほど、だったら私も子供が勉強するために、自分が勉強する姿を見せなければですね
子供が勉強するために、まずは私が勉強します。
という内容でした。
ですが、この場合、親御さんは 「他の誰かが勉強するために、自分が勉強する(姿を見せる)」 となりますので、そのまま子供さんが「するように育つ」ことになります。
つまり、子供さんも 「他の誰かが勉強するために、自分が勉強する(姿を見せる)」 ようになるということです。
これは親御さんの 「求めている姿ではない」 ではないでしょうか?
おそらく親御さんが最も望むのは 「自分自身の目標のために(誰かに姿を見せるためではなく)自分が成長するために勉強する」 になること。
つまりそのためには、親御さん自身が 「自分自身の目標のために(誰かに姿を見せるためではなく)自分が成長するために勉強する」 ことに挑戦しなければならないということになります。
子供のためにではなく 「自分の夢や目標のために勉強する」 と、子供さんも 「自分の夢や目標のために勉強するようになる」 のではないかと思っています。