細部にこだわる
昨夜の教室ゼミ「中3・数学」では、
- ちょっと工夫の必要な因数分解
- 2次方程式の基本
- 関数とは何か?
を演習・解説しましたが、その際に
- 「因数分解」という言葉の意味は何か?
- というか「因数」って何?
- 「数字」も因数に分解でき、素数であれば「素因数分解」
- 今みんなが取り組んでいるのは「式」の分解
- 「2次」と「方程式」とは?
- 答えで使われる「、」の本当の意味とは?
- 「式・方程式・関数」の違いの解説
- 「関数」とは何か?
- 中2で習った「一次関数」の再理解
- 「直線」と「点の集まり」について
などなど、細かい部分を面白楽しく解説しました。
数学という教科は、
物事の本質や仕組みを探究したり
つながりや関係性の理解
そして順序立てて話を進めることや
整理して答えを表現する力
が身につきます。
ただし、そのための前提として
ちゃんと言葉の意味や定義、その言葉の本質を知っておく
ことはとても大事だと思っていて、一見遠回りのようですが時間を割いて解説するようにしています。
他の教科も、スポーツも。
これはゼミで教えている「英語・理科」でも同様で、全部ではないですが「敢えて細かい部分をちゃんと説明する」ことを心がけています。
例えば英語なら「品詞・5文型・修飾のルール・句節文」は、その都度確認し「なぜその並びになるのか?」をちゃんと理解して欲しいと思っています。
その方が将来的に「先々、応用できるようになる」ためですが、逆にうと「すぐに結果は現れない」ことも多々あるため、慌てず落ち着いて取り組む姿勢が大事になります(こちら側に)
また、監督をしている玖珠SSS(玖珠サッカースポーツ少年団)でも、本当に小さな部分(軸足の置き場所や向き、触る指など)を声掛けするようにしています。
教科もサッカーも「細部にこだわる」のには大きな理由があって
根本的な部分を理解し
それがちゃんと作用することを体験し
その面白さに気づくと
子供達は飛躍的に成長する
という持論(経験)があって、一見遠回りの様ですが敢えてこちらのルートを選んでいます。