点はつながる
ネット上(Youtubeなど)でも有名な「スティーブジョブズのスタンフォード大学でのスピーチ」の中に、自分の人生を変えた言葉があります。
先を見通して点をつなぐことはできない。
点は振り返ってつなぐことしかできない。
だから将来何らかの形で点がつながると信じなければならない。
何かを信じなければならない。
you can't connect the dots looking forward.
you can only connect them looking backwards.
So you have to trust that the dots will somehow connect in your future.
You have to trust in something
自分自身、失敗と挫折の繰り返しの人生でしたが
- もし九工大を3回留年し、7年学校に行っていなかったら、地元に帰って塾もサッカーもしていない
- もし名だたる企業に就職する仲間を横目に、ローソンで働いていなかったら、奥さんとは出会っていないし今の家族はいない
- もし挫折し断念した法律の専門学校に通っていなかったら、今の勉強方法は開発できていない
- もし保険の営業が鳴かず飛ばずで貧乏営業マンを経験していなかったら、無料で髪を切ってくれた床屋さんの恩返しにホームページを作っていない
- もし大学に行かずに取り組んだダンスパーティーのサークルの代表をしていなかったら、チラシやデザインを作れるようになっていない
その時は「失敗・挫折・遠回り」と感じていたいろんなことが重なって、今の自分を作ってくれています。
なのでこのジョブスの言葉は痛いほどわかるし、きっとこれからも「点はつながる」と確信しています。
受験に失敗した子へ
以前、第一志望、第二次志望の大学に落ち、第三次志望の大学に進学することになった生徒さんがいました。
その子は「失意と絶望」で、その第三志望にしぶしぶ行こうとしていたのですが、その彼女にこう伝えました、
行った先で新しい友だちができたら、その友達とは「あの時、受験に失敗したから出会えた」ということになる。
もしかしたら生涯の伴侶と出会うかもしれないし、一生を左右する「ひらめき」がそこで生まれるかもしれない。
その時「あの時、受験に失敗したから今がある」と思えるはず。
だから「どこに行くか」よりも「行った先でどうするか」を考えよう!
「きっと素晴らしい人生になる!」と信じて、志高く進学しよう!
それから何ヶ月か経って、その子が帰省の際
先生の言った通りだった。
大学生活は大変だけど、本当に楽しい。
この大学に行って本当に良かった!
と嬉しそうに報告してくれたことを今でも覚えています。
先を見通して点をつなぐことはできない。
点は振り返ってつなぐことしかできない。
だから将来何らかの形で点がつながると信じなければならない。
何かを信じなければならない。