一番小さな世界を広げる
北九州の大学生時代に「コンビニエンスストア・ローソン」で働いていました。
7年通った大学生活(1.2.2.2.3.3.4年)とその後の通信の専門学校3年間の合計10年お世話になったそのローソンでは、本当にいろんなことを学びました。
コンビニのバイトは、どちらかというと「誰でもできるバイトで時給も安い」と思われがちですが、その当時(ちなみに時給630円)はこう考えていました。
日本の
九州の
福岡県の
北九州市の
戸畑区の
ローソンという小さな店舗で面白いことができない人が
その次のステージで面白いことができるはずがない!
つまり、
今いる一番小さい世界を広げられなければ、先々大きなことなど出来っこない
と考え、理解あるオーナーのおかげもあって、経営や販売についていろんなアイデアを考え、様々なことに取り組みました。
- 「本気で地域1番を目指そう」とバイト仲間を説得
- 誰が床をピカピカに磨き上げるか、商品をバチっと陳列できるかを競い合う
- 「え、ここコンビニだよね?」というくらいの大きく明るく元気な挨拶
- 1人でも並ぼうものなら、ダッシュでレジ解放(深夜でも)
- クルー全員の顔つきポップを開発して「各々のおすすめ商品」紹介
- わかりにくい業務(宅配やロッピー)などのマニュアルを作成
- シフトの切り替わりの「引き継ぎノート」を準備
- 新人クルーが困らないように「オリジナル業務一覧表」を作成
- 外のたむろするヤンキー君たちと仲良くなり、集まらないようお願い
- 利用客の80%でもある常連さんの顔を覚えて声かけ
- 立ち読みしやすい雰囲気作り
- タクシーの運転手さんの両替希望にも快く対応
- 発注業務を大学生のアルバイトの子にも分担して、売上に興味を持ってもらう
- 「今日は〇〇の発売日か!」と誰でも気がつくようにドーンと配置
思い出すだけで、本当にいろんなことをやってみました。
ローソンが販売している「ジャイアントポークフランク」が特売の時は、レジの裏に「巨大ポップ」を掲げて、誰が見てもわかるようにしました。
お陰で、ほとんどのお客さんに「これ何!」と興味を持ってもらって、購買につなげ、駐車場もない小さい店舗ながら、北九州でトップの販売数を叩き出したのを今でも覚えています。
この時の経験は今でも自分の人生の支えになっていて
「職業や仕事に関わらず、その小さい世界をどう広げるか?」
とポジティブに考えることが、人生をとても豊かにすると確信しているからです。