鼻の差

昨日の高校生・英語ゼミ(朝7:30から実施中)で中で「鼻の差」の話をしました。

プロゴルフでは、4日間でスコアを競い合い、280打前後で優勝が決まる。
1位と2位の「差は1打」などは良くあることで、優勝賞金は3000万円、準優勝は1500万円
つまり、たった1打の差で賞金が2倍も違う

プロ野球では、3割5分を打つバッターはスーパースターだが、2割5分だと普通の選手
10回打席に立って、1回多いか少ないか
しかし、その年俸は何倍も違い、トップの選手は数億を稼ぐ

競馬の有馬記念の賞金は、1着が5億円、2着は2億円
その差が「鼻の差」つまり、数センチだとしても賞金が2.5倍も違う

つまり普通の人の「2倍・3倍の評価」を受ける人は「2倍・3倍の結果」を出しているわけではない
280打のうちの1回
10回打席に立った時の1回
そしてゴールで数センチ前にいるかどうか

この「鼻の差」が大きな分岐点で、それを意識して過ごしてほしいという話をしました。

行動の「鼻の差」

実は「結果」が数倍も違うのではなく、実はちょっとの差

という話ですが、それを生み出す「行動」はもっと小さいものです。

学生諸君で言えば

  • わからない単語をスルーせずに、すぐに調べるか
  • 今日の勉強の復習を、寝る前に「3分だけ」見直すか
  • 細切れの5分を、学習に使えるか
  • 「今日はいいかな」という日がなく、1日を大事に使っているか
  • 机の上や、バッグの荷物が片付いているか

つまり

小さな小さな部分を「こだわる」ことで、きっと何倍もの効果が生まれるよ

そんな「鼻の差」の話。