センター試験に挑む受験生へ
今日からセンター試験が始まります。
これまで積み重ねてきたことをこの2日間で発揮し、その結果次第で志望校、そしてその先の未来が大きく変わるかもしれません。
そう考えると「緊張」や「不安」など様々な感情が湧いてきて、心落ち着かず、いつもとは違う感覚で試験を受けることが想像できます。
そこで、石井が北九州時代に学んだ「開き直る方法」を伝授しますので、よかったら使ってみてください。
塾で何度か話したことがあるかもしれませんが、我が家がもっともどん底の時(20代後半)に、ワラをもすがる思いで戸畑図書館(区立の無料図書館)に駆け込んだことがあります。
何か人生を変えてくれるような本、自分を変えてくれるような本、そんな本を探していたら1冊の本が目にとまりました。
その本は、当時リサイクルの会社でテレビにもよく出ていた「堀之内九一郎」さんの著書「どん底からの成功法則」という本でしたが、その本をもって借りる手続きをしようと窓口に行ったところで、急に涙がボロボロ出てきました。
自分でも驚いて、ささっと手続きを済ませて図書館を出たところで、次のアイデア(考え方)が頭に浮かびました。
- これまでの自分は、仕事がうまくいかない、成果が出ない、お客さんがいない、売上が上がらない、と「ない」ものを見ていた
- でも、無料で本が借りられる、そんな恵まれた環境に自分はいる
- 空から空爆を受けているわけでなく、人権など無視する国に住むわけでなく、生まれながらの身分差別で未来など描けないわけでなく、、、
- 平和で安全で豊かな国に住み、衣食住があり、家族がいて、健康で、仕事ができて、夢を持てる、そんな可能性の中に生きている
- つまり自分の周りにはたくさんのものが「ある」ことに気がついた
- これからは「ない」ものを見るのでなく「ある」ものに感謝して生きていこう
それから 「パァーッ」 と視界が開け、全く違う景色が広がったのを今でも覚えています。
なので、もしセンター試験を前に不安な気持ちになったり、初日が終わった段階で手応えがなく、絶望感と明日への不安に心が侵された時は次のように考えてください。
- それでも自分は生きている
- センターが悪くても死ぬわけじゃない、投獄されるわけでもない
- これまでも、これからも、自分の周りにはたくさんのものが「ある」
- 支えてくれる人がいる、試験を受けることができる
- テストの出来で一喜一憂するなんて日本人はどこまで贅沢なんだ
- たとえ浪人したってそれを楽しんで、自分の未来の糧にできる 失敗も挫折もいつか必ず繋がって、自分の人生は必ずよくなる
- そんな可能性とワクワク感の中に自分は生きている
- だからこのセンター試験を最大限に楽しむ
- 10年後、20年後、30年後に「高校生の時にセンター試験を受けたんだけどね、その時自分はこう考えたんだ」と語れる試験にする
それくらいの余裕と、何より「感謝の気持ち」を持って挑んでくれたらなと思っています。
そして戻ってきたら、再び二次試験に向けて「大学受験生」という人生でそうない期間を一緒に楽しんで行きましょう!
みんながんばれ!
こんにちは。
先生いつも大変お世話になります。
ちょっと壮大のことで、少しご相談したいことがあります。急ぎません。先生もお忙しいと思いますので、30分ぐらいでもいつかご都合つく日があれば、お伺いいたします。
よろしくお願いいたします吉武