時間ではなく理解で

今年度から、英語については「完全習得学習」に近いスタイルに変えて運営しています。

※ 完全習得への挑戦(2018年4月のブログより)

具体的には

  • 中学英語の文法と単語を分類し、5つの講座に分ける
  • 1つの講座について「8コマ」の授業で構成し
  • 最後に実施する「昇格テスト」に合格すれば、次の講座へ進む
  • 合格しなければ「もう一度その講座を受ける」という方法

つまり

時間が経てば次(の内容)に進むのではなく、理解できたら次に進む

という方式で、4月からスタートした「第1クール」の昇格テストのリミットがいよいよ明日に迫ってきました。

※ 今回は初受講のため、何度でも再テスト受講可能(問題は毎回違う)

学年ではなく理解を中心に取り組む

例えば、中学2年生でも「英語が苦手」な場合は、中1の最初の部分からスタートになります。

中1英語(E-1)の内容

  • 単語280個(代名詞/動詞/名詞/形容詞/副詞)
  • 文法(一般動詞/be動詞/疑問/否定/命令文/疑問詞/過去形/助動詞、など)

について、100点満点中80点で合格、なのですが

本当に英語が苦手!

という子は、散々たる結果からのスタートでした。

ですが、中には「毎朝7時から来て単語を覚え、何度もテストにチャレンジする子」もいて、8回目のテストで念願の合格(&昇格)を達成した子もいました。

その子は、これでようやく「中学2年/E-2」に進めます。
なので現時点で、明後日から始まる中学の期末考査にはまったく追いついてません。
もしかしたら英語は散々たる点数を持って帰るかもしれません。

ただし次の「中学2年/E-2」を今回同様しっかり取り組めたら、秋頃には同級生に追いつけます。

そして1つ1つ理解していくことで、1年半後、卒業するまでに「中学生の英語の理解」については、自信を持って送り出してあげたいと考えています。