自分のことを知ろうとすること
先日、進路に悩む高校3年生にこんな質問をしてみました。
- 自分が好きなことは何か?
- 一番ワクワクする事は何か?
- 興味があって、好奇心が湧くことは何か?
- それをする時は時間も忘れるほど没頭できることは何か?
- 誰かに反対されても、それでもしたいことは何か?
- それを仕事にできたら最高だなと思うことは何か?
つまり、自分自身の興味について、関心について聞いてみたのですが、
- 何だろう?
- 考えたことがない?
- 思いつかない
という答えが返ってきました。
やりたいことが見つからない
ということは良くあることで「これだ!」と、何かが見つかる人のほうが少ないのかもしれません。
見つかるまでには多くの失敗や、気付き、出会い、経験が必要かもしれません。
15才で見つかる人、80才で見つかる人、見つかったと思ったら途中で心変わりする人、いろんな人がいるでしょう。
なので「見つかっていないこと」については、ある意味しょうがないのかもしれません。
ですが「見つけようとしていない」のはとても勿体無いと思います。
ということで、今月の目標設定用紙に新しい項目「私が最も興味があること」を追加しました。
もちろん「すぐには書けない」かもしれませんし「目の前の小さな欲求を書いて終わり」になるかもしれません。
しかし、まずは「自分に問いかけてみること」そこから全てが始まると思っていて、毎月一度は「自分は何がしたい?」と考える機会が増えるだけでも、何かが変わり始めると信じています。