目標が必要になる要素
目標設定は必要ですか?
と塾生に問いかけたら、いったいどんな答えが返ってくるかなと想像してみます。
中には「目標を書くこと」が習慣化していて「必要です!」と言い切れる塾生もいるかと思います。
一方「書くように言われたから」と受け身の気持ちで取り組んでいて「正直、必要かどうか、、、」と答える塾生もいるかと思います。
20代も終盤に差し掛かった頃、当時お世話になっていた社長に「書く必要性を感じないということは、目標が低すぎるんだよ」とアドバイスされ、そういう人は「今の自分のまま(または今の成長速度の延長線上)でも達成できそうな目標を掲げている」ということを学びました。
例えるなら、歩くことと景色を楽しむだけで、目的地を決めずにふらふらと旅する人のように。
もし、今の自分のままでは到底達成できそうでなく、1日1日を全力で過ごさない限り実現は厳しいような目標を掲げた人がいたとします。
おそらくその人は「目標を書いて常に意識しなければ逆に不安」になるでしょう。
なぜなら「いつまでにどこに行く」と決めたにも関わらず、行き先と地図、方位磁針を持たずに旅する人と同じだからです。
もし皆さんが「目標を紙に書き、日々確認しながら進むこと」に必要性を感じていないならば、それは「目標が低すぎる」のかもしれません。
そしてそれは「自分が生まれ持った能力や可能性を過小評価している」ことが原因の1つではと考えています。