習慣化のしくみ作り
9月から高校生対象の「朝の英語ゼミ」をスタートし、
火曜日・金曜日の朝 7:30〜8:00の時間で「単語・熟語・文法」
に取り組んでいます。
どの教科にも言えることですが、特に英語のついては
- インプットとアウトプットの頻度の多さ
- 定期的(できれば48時間以内)な復習・再確認
- 間違ったところや未理解部分の理解習得
これらがとても大事で、エビングハウスの忘却曲線を考慮すると、特にその「頻度」がとても重要だと考えています。
わかりやすい例で言うと
週1回、120分の講義をがっつり聞いて学ぶ
よりも
1日15分、直近の学習内容を重ねながら、コツコツ積み重ねる
ことの方が効果的で、成果がでます。
鍵は「しくみ」作り
とはいえ、そのような勉強方法、ルーティーン、習慣を持っていて、実行できている高校生は殆どいません。
この「習慣化・ルーティン化」は大人でも実行・習得が難しいからです。
20代の時、師匠に
人は「継続持続の能力」を生まれ持っていないが「習慣化」というスキルは持っている
ただし「習慣化」は、本人の望む望まないに関わらず発動するので
もし「望まない習慣」が身についてしまうと、その習慣の奴隷のような生涯を送る
と学びましたが、この
英語の基礎部分を定期的に復習し身につける
という学習形態を身につけるために「朝の30分 × 週2回」という「しくみ」を作って、取り組んでいます。
また他にも、LINEグループを使って先日学んだ内容を送ったり、1ヶ月で学んだことをレジュメにして確認したり
どうすれば頻度高く復習できるしくみが作れるか?
に知恵を絞り出して、彼らをバックアップしていきたいと考えています。
こうした高校生時代の習慣化についての取り組みや経験が、彼らの未来の人生で「きっと活かせる」と信じて。