「勉強が嫌い」は本当か?

大学生の頃(およそ28年前)から家庭教師や塾をしてきて

私は(うちの子は)根本的に勉強することが嫌いなのですが?

という相談をたくさん受けてきました。

ただ、実際に接してみて、話をしてみて、勉強を進めてみて、わかることがあります。

それは

  • 勉強ではなく、人と比べられることが嫌い
  • 勉強ではなく、一方的に評価されることが嫌い
  • 勉強ではなく、わかりにくい説明が嫌い
  • 勉強ではなく、無理やり学ばされることが嫌い
  • 勉強ではなく、無意味と感じることを暗記するのが嫌い
  • 勉強ではなく、機械的に反復させられるのが嫌い
  • 勉強ではなく、高圧的に教えられるのが嫌い
  • 勉強ではなく、好奇心や興味を後回しにされるのが嫌い
  • 勉強ではなく、興味が薄いことを無理強いされることが嫌い
  • 勉強ではなく、感性やひらめきを否定されるのが嫌い

であって「勉強そのものが嫌いではない」ということです。

勉強とは何か?

例えば、次のようなことも「勉強」と言えないでしょうか?

これらは

問題解決であり
できないことを、できるようになることであり
わからないことを知ることであり
学びであり成長です。

このことを「勉強」と捉えるようにしていて「このことが嫌いな人はいない」と思っています。

なぜなら、全ての人が心の奥底に

もっとよくなりたい
成長しできることを増やしたい
それにより豊かでありたい
笑顔の時間を増やしたい
思い描いた生き方をしたい

という根本的な「幸せへの欲求」があると信じているからです。

なので「勉強が嫌い」という言葉は、その奥底にある部分を見極めることが必要です。