進路に悩む3年生に伝えていること

年が明け、受験期ということもあり、中学3年生と保護者の方から 「進路についての相談」 が多くなりました。
どこの高校に行くのかはもちろん大事ですが、それよりも大事なことがあり、それを考えずに進路は決められないと思っています。

それは

  • 高校に行く目的は何か?
  • 高校で自分の何を鍛えるのか?
  • 高校3年を通してどんな自分になりたいか?
  • 高校後の自分は何をしていたいか?

ということです。
そんな生徒さんにする例え話があります。

A高校・・・中学でもトップクラスだった生徒たちが集まる県内最上位の高校
B高校・・・勉強がそこそこ得意な生徒が集まる中堅クラスの進学校、上位50名位が国立大へ
C高校・・・校内に1クラスだけ進学クラスがあるが国立大に行くのは数名
D工業高校・・・工業高校のため進学する生徒は少なく、センター試験を受ける生徒はほぼゼロ

という状況で、もしABCDそれぞれの高校から 「大分大学(国立)」 へ進学したとします。

A高校から進学した生徒については 「高校時代、そこまで頑張らなかったのかな」 と想像します。
B高校から進学した生徒については 「上位に入れるよう日々頑張っていたんだな」 と想像します。
C高校から進学した生徒については 「かなり頑張ったんだな、凄いね」 と想像します。
D高校から進学した生徒については 「え、どうやって合格したの?信じられない!」 と思うでしょう。

なぜなら、D高校には、一緒に進学を目指す仲間も、カリキュラム(授業)も、バックアップ体制も何もないからです。
逆に

「無理に決まってる」
「うちの高校から受かるわけ無い」
「やめとけばいいのに」

という逆風の方が多いかもしれません。でも、もしD高校に通うある生徒が

高校生活を送る中で、どうしても将来、教員になりたくなった!
そのためには大学にいかないと行けない。
でも両親に負担はかけられないので、行くなら国立しかない。
周りの友達には無理だと言われている、先生にも無理だと言われている。
でもどうしても大学に行って先生になりたい、いやなる!
習わない教科は独学でやろう。
例え一人でも受験勉強に没頭しよう。
無理だと言ってる先生を説き伏せて、協力してもらおう。
使える時間は全て使おう。
可能性を信じよう。
やれることは全部しよう。

と、環境や現状、常識すら変える勢いで高校生活を過ごし、大学に合格していたとしたら、、、、

大事なのは「何を磨くか」です。
教科(学力)を磨くためなら、そのための環境やツールが揃っているA高校が一番かもしれません。

ただ、自分がもし経営者の立場で 「一緒に働く仲間を選ぶ」 とすると、間違いなくD高校から進学した生徒に興味を持ちます。

そのバイタリティーはどこから来るのか
その信念はどこで培ったのか
不屈の精神はどうやって磨いたのか
そもそもどうして先生になりたいのか

などなど、いろんなことを聞いてみたいですし、何よりそんな人と一緒に仕事ができたら楽しいだろうなと思うからです。
そしてもしこの生徒がブリッジに来てくれたら、どんな面白い展開になるだろうかとワクワクします。

長くなりましたが、進路に迷う中3生に、当塾ではこうメッセージしています。

どこに行くかも大事だけれど、行った先で何をするかが一番大事。
どんな進路に進んでも、自分の力で道を切り開くんだという信念を持って進むことが大事。
例え環境が揃っていなくても、むしろそれを楽しんで乗り越えるくらいの志を持とう!

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