運営転換のお知らせ
ブリッジのこれまで
ブリッジは、2009年より、北九州市で「社会人向けの私塾」としてスタートし、銀行や不動産の営業マン、経営者、自営業者、などを中心に「考え方・目標設定」をテーマに展開していました。
その後、2012年に現在の駅前商店街にスペースを構え、形を「学習塾」に変え、中学生高校生対象に「教科指導」を主に運営してきました。
実は、玖珠に戻って塾をスタートする際、北九州時代と同じスタイルでの運営も考えましたが、15年ぶりの帰郷でこちらに何も根ざしておらず、異質なスタイルではなかなか受け入れられないだろうと考え「数学・英語をベースにした学生向けの塾」に方向展開した経緯があります。
あれから10年、地域の方々に温かく支えられ、多くの塾生と関わることができ今に至りますが、この節目に「原点に戻って塾を運営する」ことを決めました。
運営転換を決めました。
「数学・英語を中心とした学習塾」をこのまま続けていくか、それとも自分が本来目指している内容に転換していくか、新年明けてから悩みに悩み、何度も紙に書き出し、考えに考えてきました。
- 急な方向転換で多くの方、特に現在の塾生および保護者の皆様にご迷惑をおかけすること。
- 他に例のあまりないスタイルのため、果たして受け入れられるか、そもそもニーズがあるかという不安。
- 多くの方に馴染みのない内容を、どうやってわかりやすく伝えていくかという課題。
などなど「やはり今のままの方が良いのでは、、」と何度も考えが行ったり来たりし、寝れない日々を過ごしている中で
Don't Think , Just Do !/考えるな、行動せよ!
というフレーズを目にし、これまで子どもたちに伝えてきた「人の可能性・人生の面白さ」を自分自身がまず信じることだなと決意し、運営転換を決めました。
これからの未来に必要な力
ご存知の方もいるかもしれまえせんが、教育改革実践家の藤原和博氏が、これから必要な教育について「ジグソーパズル型からレゴ型へ」と提唱しています。(内容をすこし編集しています)
ジグソーパズル型
- 決まっている答えに辿り着く力
- その効率や処理能力が求められる
- 読み書きそろばんの基礎力
- 大量生産的な思考
- パターン認識力(短絡的思考)
- 与えられたスキルを習得する(受動的)
- 消費者として生きる
- 例)営業マンに勧められて保険に入る
レゴ型
- 答えはなく、自分で形を創造し作りだす力
- 知識やスキルをどう生かすかが求めれる
- 頭のやわらかさ、創造性、ユニークさ
- 個別生産的な思考
- あらゆる可能性を探す(複眼的思考)
- 自分に必要なスキルを選ぶ(能動的)
- 編集者として生きる
- 例)自分のリスクを研究して保険に入る
この2つの例はとても分かりやすい例えですが、今後は「AI・ロボット」がますます発展していく中で活躍していく人材は
自分が何をしたいのか、そのために何が必要か、それをどう身につけていくか、について自らの頭で考え行動していく力
が必須だと考えています。そう考えた時
決まった時間に塾に来て、先生から与えられた内容を聞き学んでいくというスタイル
ではこのような必要な力は到底身につかないと考えました。
運営説明会の実施
これらを踏まえ、ブリッジでは2023年度より「新しい運営方針」で勧めていきますが、文章ではなかなか伝わらないこともあり「説明会」を開催しています。
説明会で内容についてご理解いただき、その上で「当塾の利用」を判断いただけたらと考えています。
説明会について
- 小学生・中学生は「保護者同伴」にてお願いします。高校生は本人のみでOKです。
- 所要時間は、60分〜90分を予定しています(質問などによる)
- 参加料は「無料」です。
- 日程は個別に調整となりますのでご相談ください・
お詫び
これまで「学習塾」として利用いただき、また現在も利用いただいている塾生および保護者の皆様には、急な運営転換で大きなご迷惑をおかけしてしまうこと、心よりお詫び申し上げます。
現塾生が卒業するまではスタイルを維持し、その後に、、、
とも考えましたが「彼らが自分の子供だったら」と考えた時に「今できるベストを伝えてあげたい」と考え、ご意見や批判は承知の上で判断しました。
また、本来なら「もっと早めに準備し、考慮する時間が欲しかった」と思われるかと思います。
これは一重に自分自身の意思決定力の不足です。
この場をお借りして重ねてお詫び申し上げます。