遅れた方が助かる可能性
車や公共交通機関で移動するとき、
- 前の車が、信号が青になったのに発信しない
- 合流で、無理やり割り込まれる
- 乗ろうと思ったエレベーターが満員で次を待たないといけない
- 駅のホームでギリギリ間に合わなかった
- 急いでいる時に、やたら赤信号で止められる
- 前の車が、速度が遅くてノロノロ運転
- 出かけようと思ったら、忘れ物に気づいて取りに戻る
こんな状況に出会って「想定より遅れる」ことが多々あります。
こういう場合、昔はイライラしていたのですが、ある時からこんなふうに考えるようになりました。
もしかすると、1台前だったら大事故に巻き込まれていたけれど、ここで10秒遅れたことで助かるかもしれない
もしかすると、この乗り過ごした車両で、とても嫌な出来事があったかもしれない
もしかすると、5分遅れたことで、たまたま懐かしい知人と再開するかもしれない
もしかるすと、忘れ物を取りに戻ったことで、ガスの消し忘れに気がつくかもしれない
もしかすると、たったこの1秒の遅れで、間一髪、ギリギリ助かる状況に遭遇するかもしれない
そんなことは「ない」かもしれないし、でももしかすると「ある」かもしれません。
現象は同じ、受け止め方はその人次第
起こる現象、出会う事実は同じでも、それを「どう受け止め、考えるか」で心持ちはまったく変わってきます。
1分1秒でも早い方が良い
早い方が良いことがある
遅れることは悪いことだ
と考えがちですが、思い切って
遅れた方が助かる可能性もゼロではない
遅れた方が人生が好転し、良い場合もある
だからきっとこの「遅れ」は天からのプレゼントだ
と「考える」とイライラはなくなり、むしろ「感謝の気持ち」すら持てます(ちょっと大袈裟ですが)
人生は「考え方」で決まる、の1つの良い例かなと思いますので、ぜひ試してみてください!