出会いと別れ
人生には「岐路」と呼べる出会いや別れがたくさんあります。
良い出会いも、悪い(と感じる)出会いも、ほぼ「偶然や運」により起こるので、なかなか「良い出会いだけ」を選んで進んでいけるものではありません。
別れについても同様だと思います。
なので、どんな出会いや別れであれ、大事なのはそれらを「どう受け止め、今後に活かすか」と考える様にしています。
そんな中、自分の今後の人生で大きな岐路になるであろう「別れ」がありました。
ブリッジは「学習塾」という形で運営していますが、本質的には「勉強とは全く違うものを伝えたい」という思いで進めてきました。
数学や英語、時には理科を教えながら、時を見て「考え方」の講義を入れることで、子供達、時には保護者の方に「より豊かでワクワクする人生を送って欲しい」と考えていました。
ホームページ制作についても同様で、インターネットやホームページは「手段」の1つでしかなく、本質的には「町の人たちに事業の可能性を感じてもらい、そのサポートをしたい」という思いからです。
20代のころ、事業を進める際に大事なこととして
志す「理念」があり、目指す「ビジョン」があり、それらを実現するための手段として事業(ビジネス)がある
と学び、その考え方をベースにブリッジを運営している「つもり」でした。
そんな中での今回の別れは「自分の事業の原点に立ち返る」大きなきっかけとなりました。
何のために塾をし、何のためにホームページを作り、何を目指し、何を実現し、何を成し遂げようとするのか
自分の中ではハッキリしていたはずの上記について、いかに「漠然とし、曖昧であったか」を痛感し反省しました。
この別れをきっかけに、原点に立ち返り、志とビジョンを確認し、残りの人生の最初の日である「今日」を生きよう思います。
もう彼と会い話すことはできませんが、きっとその展開を見てくれているだろうと信じて。
春は希望の別れの季節だと思っていました。大人の役割や『伝える』こととは?を考えさせられましたね。娘には、人との出逢いは又と無い瞬間だから大切にしようね。って話しました。
声かけて頂いたのに言葉が出ずにすみませんでした。
今回、第一報をいただいた時「塾の存続」について本気で考えました。
ですが、今日「これからも塾を続けて欲しい、塾のおかげでこれまでがあった」と言っていただき、顔を上げて前を向いてチャレンジしていくことを心に決めました。
遠慮したり、二の足を踏んだり、躊躇したり、、、
そんな暇があったら「全力でやってみる」という原点に立ち返って、アグレッシブに人生に立ち向かい「こんな大人もいるんだな」という子供達の「サンプルの1つ」になれるよう頑張っていこうと思うことができたのは、今日、哀しみの中にも関わらず、言葉をかけていただいたご両親のお陰に他なりません。
まずは「卒塾生たちが帰郷の際に気軽に立ち寄れる場所」を作ろうと決めました。
また、ご相談させていたくことがあるかと思いますが、よろしくお願いします。
塾は子供たちにとって、学習の場だけではなく、友達同士であの子が頑張っているから私も、僕もって集える場所だったと思います。これからも学習の為に集える場所づくりを私からもお願いします
25年前ですが、自分も高校時代に梅木先生が作ってくれた「集える場所」は心の支えだったなと思い出しました。
そんな場所、これからも頑張っていきます!