やりたいことが、見つからない理由

  • 自分がしたいことは何か?
  • 何に興味があるのか?
  • 将来の夢や目標は何か?

これらの「見つけ方・探し方」について相談されることが良くあります。

この時に説明に使うのがこの図です。

世の中には、さまざまな仕事や役割があり、それはどんどん変化し、今まで聞いたことがないような職業も次々に生まれています。

つまり一番外側の世界はどんどん広がっていて、その広さに限りはないでしょう。

この部分は、自分の経験だったり、関わってきた人や社会だったり、学びや経験など自分が触れてきた情報、これらによって広さが変わります。

その人が探しているもの がこの中にない場合は、見つけることができません。

なので、視野を広げる取り組み、つまり「出会い・学び・経験」を増やすことが必要です。

見えていても、知っていても「自分には興味がない」ことが多々あります。

ただし気をつけないといけないのは、物事の表面的な部分しか見ておらず、そのことの「本当の楽しさ・醍醐味・やりがい」などに気づいていない場合があります。

その人が探しているもの が、この外側にある場合があります。

ただし、本人は「自分には興味がない」と勘違いしていて、やりたいことのリストに上がってくることはありません。

ここを広げるには「探究心や好奇心を持ち、物事をよくみること」が必要です。

見えていて、やってみたいなと思っても「自分には無理、できるわけがない」と思っていれば、リストに上がってくることはありません。

この広さは過去(経験)から生じるものではなく「自分自身についての考え方」が大きく影響しています。

経験上、この「可能性の狭さ」のために、夢や目標を見つけられない人がとても多いと感じています。

この部分を広げるためには、

人の才能や能力についての正しい理解
習慣(心・行動)や、考え方のクセについての知識
それを意図的に改善するためのメソッド
そしてそれらを実際に実行すること

が必要です。

3つの世界を広げること

上記をまとめると「視野・興味・可能性」の3つの世界を広げることがとても大事です。

もちろんたまたま運よく、世界を広げることなく その人が探しているもの を見つけた人もいるでしょう。

ただもし「見つからないんだよ」という人がいたら、ぜひこの図を思い出して、

とワクワクしてもらえたと思っています。