子供に残したいもの

27才から29才まで、外資系の保険会社で「ライフプラン・アドバイザー」とてフルコミッション(完全歩合)で働いていました。

ライフプラン・アドバイザーとは、簡単にいうと

それぞれの家庭の今後の収支をシュミレーションして、生命保険を設計する仕事

なのですが、その時にふとこんなことを考えました。

我が家(妻と子供3人)は、いったいいくら生命保険で準備できたら心から安心だろうか?

これは「いくらだったら生活していけるか」ではなく、家族を残してこの世を去る側として「心から安心できる金額」という意味合いなのですが、考えに考えて行き着いた結論は

金額の大小よりも、もっと大事なことがある

ということに辿り着きました。

2つの家族

例えば

この状況では、全く安心はできません。一方で

だとすると、きっと「この子達なら大丈夫」と考えることができるなと。

そう考えると、子供達に一番に残したいものは「考え方」だと思うようになりました。

実はこのブログ、今まで自分が学んできたことを書き連ねているのですが、もう1つの目的は

我が子に、自分の考え方(アイデア)を残しておきたい

という超個人的な目的も含んでいます。

いつかやってくるその時に「父さんならどう考えるだろうか?」と振り返る場所として使って欲しいと思いながら。