問題解決力
子供達に身につけてほしい力の中でも、特に重要視しているのが「問題解決力」です。
ここで言う「問題」とは、数学や英語など教科での問題(設問、演習問題、文章問題、などの)ではありません。
例えば勉強面で言うならば
- 数学が苦手でなかなか問題が解けない状態であるという「問題」
- 家庭学習がなかなかできない(時間、やる気、集中力)という「問題」
- 自分が何がどこまで理解できているか把握できていないという「問題」
- わからない問題を解決せずにそのままにしてしまっているという「問題」
- 成績が向上しないことに慣れてしまってモチベーションを失っているという「問題」
- 何をどう勉強したら良いかわからないという「問題」
- 目標があいまいなため高い意識で日々を送れていないという「問題」
- 他人の成績と比べて劣等感を感じたり、自信を失っているという「問題」
- 自分自身が勉強について才能がないと諦めてしまっているという「問題」
- せっかく良いものを持っているのに活かしきれていないという「問題」
- 字を雑に書いてしまうため誤字やミスが多く能力が発揮できていないという「問題」
- 1日1日を目的感なく過ごし、消化試合の様な日々を送っているという「問題」
まだまだあるでしょうが、誰しも何かしらの「問題」を抱えています。
大人でも、年配の方でも、ちびっ子でも、社会人でも、学生でも、主婦でもです。
そして「問題 を持っていることは当たり前であり、それこそが「伸びシロ」であり「可能性」です。
この問題を解決できれば、新しい自分に出会えて、次の「新しい問題」に向かっていくことができます。
子供達に一番理解してほしいのは
今、目の前の問題(教科の)ができるできないが大事ではなく
できないならどうすればできるようになるかを考えること
自分の何が「問題」なのかを考えること、見つけること
自分の何を変えれば、それを解決できるか考えること
そして実際にそれに取り組むことが大切
「人の悩みの9割は他人との比較」と言われますが、他人ではなく「なりたい自分」と「今の自分」を比較しなければならないと思っています。
その上で「今の自分の問題は何か?」を考えることから全てスタートすると思っていて、そのことが少しでも生徒たちに伝わればと日々考えています。